矯正歯科 院長コラム

矯正治療日記3:お口ポカンの原因は?

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こんにちは!
四日市市の野崎歯科医院 院長 佐野です。
前回に続き、姪っ子の矯正治療日記です。

前回のおさらい
姪っ子が矯正治療を始めました。
矯正治療を始めた理由は、歯並びを綺麗にして可愛くなるため?
ではなく、正しい歯並びにして、美味しくご飯を食べるためです。
矯正治療で得られるメリットは歯医者によって異なるという話をしました。

そもそも姪っ子の歯並びが悪くなった原因は、
いつもお口がぽかんと開いてしまっていたことも一つの要因にあります。

お口ぽかんの原因は?

いつも鼻がつまっている

姪っ子ですが、お口がぽかんと開いているのですが、
なぜ開いてしまうかというと、アレルギー性鼻炎があるからなんです。

そして猫アレルギーもあります。
(なのに、猫が大好きで、猫も飼っています。触らなければ大丈夫らしいです。)

舌の癖

お口ぽかんの原因はアレルギー性鼻炎の他にも、
舌の癖も関係していることがあります。
舌の癖がある人は、舌の筋肉が足りず歯並びや顎が正しく成長せずに、
奥歯を噛んでも前歯が閉じない「開口(かいこう)」という状態になってしまいます。
舌癖のきっかけは、離乳食の与え方や指しゃぶり、アレルギー性鼻炎も影響しています。

姪っ子は口を閉じると呼吸ができない状態では苦しいので、
まずは、耳鼻科で鼻呼吸ができるようにしてもらいました。

お口ポカンを直すトレーニング

歯医者としては、口腔機能の訓練を行なっています。
姪っ子も現在通っている歯医者でお口のトレーニングをしています。

野崎歯科医院のお口ぽかんを直すトレーニング方法

口唇のトレーニング

口の周りを囲んでいる口輪筋と呼ばれる筋肉を鍛えていきます。
風船を膨らますなど、おもちゃを使って楽しくトレーニングをします。

マウスピースの装着

マイオブレースと呼ばれる筋機能矯正装置を装着して、トレーニングします。
マイオブレース(マウスピース)の装着と口唇トレーニングで、お口ポカンだけでなく、口呼吸・舌の癖・飲み込みの癖・姿勢を改善までも改善することもできます。
実はこのトレーニングこそが小児矯正治療になります。

野崎歯科医院の小児矯正治療とは?

野崎歯科医院の小児矯正は、歯並びを悪くした原因から直していく矯正治療です。

・口呼吸から鼻呼吸へ
・舌の位置を正しい位置へ
・正しい飲み込み方を身に付ける
・指しゃぶりが辞める
など、お口の癖を改善し、正しい顎の発達を促すことで、正しい歯並びに成長させます。

子供のうちから矯正治療をする理由

子供の矯正治療は、成長を利用した治療です。
子どものうちから矯正治療をおすすめする理由は、あごの成長に合わせ、骨格から矯正をコントロールすることができる という点です。
大人のようにワイヤー装置を使って歯を動かす矯正治療とは違います。
乳歯から永久歯に生え替わるタイミングに合わせて矯正治療をすることで、理想の歯並びに近づけることができます。

姪っ子も日にちはかかりますが、きっとお口ポカンが直り、綺麗な歯並びになるでしょう。がんばれ!

四日市市で矯正治療をお考えの方は、野崎歯科医院にご相談ください。

余談ですが、
その姪っ子ですが、乗馬が大好きなようです。
そして馬といえば、日本で初めてお馬さんの入れ歯をつくった先生がみえます。
意思の疎通のできない状態での入れ歯の作成は本当に大変だったと思います。 医局の先輩のお父様!すごいですねー!

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